IT技術者による犯罪

部記録媒体の使用禁止や操作ログ取得などのセキュリティ対策行っていたものの「責任者としてやっていた人間が起こすとは予想もしていなかった。最後は人間の問題だと痛感している」と浜口友一社長が話すように、本来情報漏洩をチェックするべき立場の人間への信用が裏目に出た形となっ


思わず、このエントリを思い出した。

当時、インターネットからのアタックなど、外部からの侵入者についてばかりが話題となっていたが、その中で、内部犯行こそが最も恐ろしいと指摘したエントリ。

以下の記述は、今回の事件を髣髴とさせる部分もある。

ベテランプログラマを疑う
 冷や飯を喰らい煮え湯を飲まされているのが現状。プログラミングの喜びよりもむしろ、育成という名のもとデキナイ君の尻拭いをさせられているのが現状。イタズラ心から始める人はまれで、やるのならカクシンハン的に実行する。

 暗黒面に堕ちるためには、まず「マスター」のレベルまで達しなければならないのは、どこの世界でも一緒。悪いコトするのにも誰かの書いたコードのコピペしかできないようなプログラマならば、その犯罪が露見するのも時間の問題。優秀なプログラマがまじめに取り組んだなら、まずバレない。


この事件は、IT技術者の立場を変える転機になるかもしれない。
つまり、多少大げさに言えば"成果さえ出せば割と自由な技術者"から"厳しく監視下に置かれる立場"(言いすぎ)といった具合だ。
内部犯行に走られたら困るスタッフということで、経理担当者的に近い扱いになるかもしれない。(雇われる時に、過去の経歴とか詳しく調べられたりするようになったりして)