「テクノロジーの奴隷」という記事について

■「テクノロジーの奴隷」状態から逃れるために -Cnet
 http://japan.cnet.com/special/story/0,2000050158,20086008,00.htm
 「メールやIM等のテクノロジーをむやみに導入するのは正しいことだろうか?テクノロジーを使うことがもくてきではいけないはずだ」といった内容の記事。

 いまさら、こうした記事が掲載されることが驚き。

 たとえば、集中力の必要な仕事に取り組むには、メールの受信通知機能に制限をかけ、IMもオフにするのは当然だろう。(数年前だったか)IMが流行り始めたときにも「IMやメールの頻繁な割り込みはビジネスにプラスにならないのではないか」といった記事が既に方々で掲載されていたように記憶している。

 ちなみに、PCが業務に与える影響を体感するには、1日、PCを使わずに過ごしてみると良い。*1

 PCが無いと単純な作業に手をとられて仕事は遅々として進まない一方で、就業時間*2をいくら過ぎても、頭も体も一向に疲れてこないのに気づく。PCを使うことで、知らぬ間に脳みそのリソースは困難な問題だけに集中して投下させられていたことに気づかされるのだ。

 ちょっと、コンピュータ導入前の人たちがねたましく思えたりもする。(こんな楽な仕事で給料をもらっていたのか?と。)

*1:PCの故障やネットワーク・サーバのアクシデント等でそういったことを試す機会も数年に1度程度ある

*2:あまり意味をなさない概念ではあるが